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*2017年1月2日補足:資料の扱いに誤りが判明したため、
 外国人犯罪は増えているのか?④にて補足と訂正を行い、
 本記事にも修正を加えている。お詫び申し上げたい。


(ヘイトスピーチとはこんなもの、という話)

この年末年始にかけて偉いことになっているようだ。

先だって本ブログ記事「外国人犯罪は増えているのか?」で
取り上げた「脱「愛国カルト」のススメ」様、また
同じく「外国人犯罪は増えているのか?②」で
tacodayoのブログ」様の間で、諍いが発生している。

元々の発端は
「 坂東忠信「外国人犯罪は増加している」←この10年間一貫して減り続けています
という「脱「愛国カルト」のススメ」の記事(2015年12月03日)
であり、外国人犯罪(管理人の桑原一馬氏のニュアンスを加えると、
特に在日韓国人・朝鮮人犯罪だろうは減少し続けている、という主張が
なされていた。

対して、「tacodayoのブログ」で
『脱愛国カルトのすすめ』 という嘘とデマで塗り固めた反日ブログ
という反論記事が掲載されたのが12月25日(なお、現在は「その1」と
して記事タイトルが変更されているようだ)。
こちらでは「脱「愛国カルト」のススメ」を参照しつつ、
その言説は誤りであるとして外国人犯罪は益々激増している
と主張されている。

本ブログの主張は、それぞれ当該の記事を参照して戴きたい。
しかし結論だけを言えば、tacodayo氏の主張はその根拠として
提示されたデータの取り扱いに明確な不備があり、正当なもの
とは認められないこと
、そして他方、単に外国人犯罪は減少して
いるという桑原氏の主張もまた、検挙人員の増加と全体に占める
外国人犯罪の割合の上昇について無批判である点は公正でない

と纏めることができる。

以上が、本ブログから見た簡単な経緯である。


   ◇◇◇

以下、本ブログでは参照記事のタイトルを紹介しない。
 記事中にも述べる通り、あまりに見苦しく、文面を汚すことに
 私が耐えられなかったからである

さて、その後「tacodayoのブログ」では
上記記事の継続記事が掲載されるなどしていたようだが、
12月31日に桑原氏から再反論記事が提示された。
同日中にはtacodayo氏もこれに応答する再々反論記事
また更に同じ日に桑原氏も再々々反論記事を出されるなど、
大晦日の最中に激しい遣り取りがあったようだ。

基本的には、桑原氏は本ブログでも指摘した
tacodayo氏の資料の不備を問題視しており、対して
tacodayo氏はやはり本ブログで取り上げた犯罪率の
高さを強調する、という具合になっており、
その結果、論点は当初のものからズレてしまっている。
個人的な判断で恐縮だが、
この論点のズレはtacodayo氏の責に帰すべきものだろう。
桑原氏はそもそも検挙数のみを問題として
論じていたのだから、この限りでは桑原氏に責任は無い。

また何より、tacodayo氏は自身の資料上の不備を
説得的に訂正できていない。にも拘らず自説を強弁するのは
望ましい態度とは言えないだろう。主張を撤回の上、
改めて犯罪率を問題にされる方が適切であろうと思う。
この点、私はtacodayo氏の態度に極めて批判的であることを
申し上げておこう。

またその後、tacodayo氏の側では更に三つの記事が
出されている(掲載順に、としてリンクしておく)が、
これははっきり申し上げて論評に値しない。


   ◇◇◇

論点がズレてしまったことを承知で言えば、
両者の主張は平行線を辿るしかないだろう。
桑原氏は検挙数を問題にしており、tacodayo氏は
犯罪率を問題にしているのだから、噛み合わないのは
当然である。しかし、本ブログが取り上げたいのは
この平行ではない。

このように申し上げよう。両者が口汚く罵り合う姿こそが、
私が最も批判したく思うものなのである


特に、tacodayo氏側からの罵倒はここに記すにも
耐え難いものがある(私の感覚では、という話に
過ぎないのかも知れないが)。論争をするつもりが
あるのだとすれば、最低限の敬意は断じて払われるべきだ。
それをゴキブリ呼ばわりでは、筆者の良心を疑われても
仕方あるまい。

対する桑原氏の側も、売り言葉に買い言葉、という点は
あったにせよtacodayo氏を貶める言説は全く褒められた
ものではない。
「このブログのコメント欄では人種・民族・性別・門地等に
対する差別的な書き込みを一切認めていません。そのような
書き込みをした者は一発レッドカードでブロックし、
IPアドレスを公開いたします。」と冒頭に宣言するブログの
管理人として、これは分別ある態度と言えるだろうか。

徒に負の感情をぶつけ合うばかりでは、無暗な対立が
増すばかりである。カテゴリランキングの上位に位置する
ブログがこれでは、日本という国のレベルも知れたものだ。
私ははっきりとそう申し上げたい。
ヘイトスピーチはお好きになされば宜しいが、
その時、最も貶められているのは発言者自身の価値だと
私は思うし、そう考える人間がいることをお忘れなきよう
双方に心がけて戴きたいものだ
。 


   ◇◇◇

このように述べた上で、少し付け加えておきたいことがある。
2015年12月の時点で、日本に住む日本人の人口は125,309,208人。
また在日朝鮮人・韓国人の数は553,173人だった。
これは外国人犯罪は増えているのか?②」で紹介した数字だが、
これと日本国内での検挙数、検挙人員数を比較すると、
検挙数ベースで在日韓国人・朝鮮人の方々は訳2.3倍、
検挙人員にして訳2.9倍の犯罪率だという結果になる

*訂正:本記事で提示した在日韓国人・朝鮮人の数に誤りがあった。
 短期滞在、中長期滞在者等を除いて435,736人とした方が適切だったものと
 思われる。お詫びして訂正したい。またそれ故、犯罪率の比較は訳3.0倍と
 訳2.9倍となる

また外国人犯罪は増えているのか?」でも述べたように、
検挙人員ベースで見たならば僅かながら外国人犯罪は
増加の傾向にある

このことに、桑原氏はやはり真正面から答えるべきだと思うのだ
こう言っては何だが、tacodayo氏の主張は
 少なくとも今回に限ってはその正当性という意味で論外である


勿論、この犯罪率という数字はそもそも桑原氏が問題にしているものでは
ないし、その限りで言えば氏には必ずしもこれに答える必要はない。
しかし、例えば「共生」という言葉を用いるとすれば、それは
問題を否定することにより達成されるものではなく、むしろ
問題を認め、それを解決すべく努力することによってこそ達成される
はずのものではないだろうか


犯罪率が高いから外国人なんて排斥してしまえ、という理屈が
必ずしも正しいとは私は思わない。しかし、存在する問題に
眼を瞑る姿勢はそれ以上に問題だと私は思う。この姿勢は、
根本的なレベルでは何一つとして解決をもたらすことがないからだ。


そしてこれは、公正性という意味において、常に求められるべき
ものだとも私は思うのである。


                            
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